※技術ブログではありません
昔から写真を撮ることが好きだ。
カメラやレンズのメーカー・ブランドに拘りはない。
初めて一眼カメラを手にしてから4年近く、Sony α55やNikon D7000等、様々なAPS-Cのカメラを使い続けてきた。
十分満足していたはずなのだが、フルサイズシステムで撮影された画像の
浅い被写界深度からくる奥行き感、
これらのセンササイズの違いからくる差を目の当たりにしてしまい、自分もフルサイズセンサの世界を体感したいと思うようになってしまった
遊びで撮っているだけなのでセンサの性能はあまり気にしないし、古くても問題ない。
ただフルサイズセンサの画角やデフォーカス量、画素ピッチを体感したいだけなので。
まずは機材選定から。
価格は安ければ安いほど良い。よって5万円以下で取引されているボディを選定対象とした
自分は中古信者なので勿論中古価格である(2021年3月時点の相場)
・Canon EOS 5D (初代・Mark2)
2005年発売。(Mark2は 2008年発売)
「フルサイズ 安い」とかで探すと大抵の人がおすすめしているのが初代の5D。
確かに安いが、初代はISO感度上限が3200だったりとかなりの割り切りが必要。
価格:10000円~ (初代)
価格:30000円~ (Mark2)
・Canon EOS 6D(初代)
2012年発売。
5Dの姉妹機としてラインナップされたモデル。
5D Mark3と同世代であり、今でも楽しく使えそうな性能(主観)。
価格:40000円~
・Sony α900
2008年発売。
Aマウントを採用する、Sony 唯一無二のミラータイプフルサイズ一眼。
捨て値で取引されているミノルタ用のレンズが使えるというメリットがある一方、
Aマウント向けのレンズは今後新しくでることは無いだろうというデメリットも。
Aマウントと共に心中する覚悟で選ぶシステム。
価格:35000円~
・Sony α7(初代)
2013年発売。
言わずと知れたSony α7シリーズの初代モデル。
Eマウントを採用しているため、今後新品でレンズを購入していきたい場合に圧倒的アド。
一方で新しいマウントのためレンズ自体の価格が高く、他マウントの安レンズを使用する場合にAF対応の高いマウントアダプターを購入するか、格安マウントアダプターを噛ましてMF撮影するかの2択になる。
価格:50000円~
・Nikon D700
2008年発売。
Fマウントを採用している現状最安フルサイズ一眼。
画素数が1200万画素なのを割り切れば、大量に流通しているFマウントの中古レンズを使えるためレンズ沼に浸かってしまってもダメージは少ない(?)。
価格:25000円~
・Nikon D600
2012年発売。
D700(正確にはD800)の姉妹機として発売され、画素数も2400万画素に引き上げられている。
一部個体でセンサユニットからギアオイルが漏れるバグあり。
翌年に改良モデルのD610が登場したため、世代・性能の割に中古価格が安い。
価格:30000円~
価格だけで見ればEOS 5Dであるが、たまたま自宅には祖父の知り合いから頂いたFマウントのレンズが何本かあったため、D700とD600を探すことに。
結局購入したのは Nikon D600 、 某オンラインサイトで 込み込み20000円弱で購入。
上部の液晶カバー割れとのことで相場より若干割安。
交換部品はアリエクでサクッと調達。送料込みで200円ちょい。
iFixitでD600の分解がレポートされているが、上部液晶カバーはテープで止められているだけの様子
よって分解せず上から取り換えることに。
マイナスドライバで持ち上げてはがした後、残った糊を綺麗にして新しいものを張り付け。
晴れて完成、予算20000円でフルサイズ一眼を入手することに成功した
早速撮影した写真を何枚か。
Nikon D600 + Nikon AI AF Nikkor 50mm f/1.4D + ND4
Nikon D600 + Nikon AI AF Nikkor 50mm f/1.4D
Nikon D600 + Nikon AF-S VR Zoom-Nikkor 24-120mm f/3.5-5.6G IF-ED
Nikon D600 + Nikon AI AF Nikkor 50mm f/1.4D
Nikon D600 + SIGMA 18-35mm F3.5-4.5 ASPHERICAL
Nikon D600 + Nikon AF-S VR Zoom-Nikkor 24-120mm f/3.5-5.6G IF-ED