自宅のラックサーバを振り返る
2016年(学部2年)
2016年夏、一台の1Uサーバを購入したところから始まった
動機は単純で、コスパの高いPCを探した結果ラックサーバに行きついたという
4コア8スレッド x2CPU、メモリ16GB で込み込み7000円程度で購入した記憶(5000円+送料2000円)
しかし1Uサーバは流石に煩く(約60dB)、8畳1Kの部屋でサーバと寝食を共にする運用で早速耳鳴りが発生
静かさと性能の両立を求めるうちに沼に沈んでいくことに…
Linuxと戯れるところから始まり、仮想化基盤としてのLinuxのポテンシャルに惹かれてKVMを触りはじめたのがこの頃。
最初はCent OS や Ubuntu を触っていたが、KVMを触り始めてからopenSUSEを主に使うようになった
台数が増えてきたのでメタルラックを購入、なんちゃって自宅ラックに
2017年(学部3年)
このころになってようやくマネジメントなL2スイッチを導入。
ネットワークについて気になりだし、これまで使っていた所謂 "ブロードバンドルータ"(Buffalo とか IO-DATA とか)からまともなルータを触りはじめた
2017年は、実家とか親族とかそういうレベルでの良くない変化が色々とあった年で
この時に楽しみというか、支えとなったサーバが自分にとってより一層重要なものになっていったのかな、、と。
2018年(学部4年)
同居人からやんわりと煩いと言われてしまったので CPUをL付に変更したりして静音化に力を入れ始めた
2019年(修士1年)
耳無しアライドのブームに乗っかりX510を購入、サーバ⇔手元PC間を10G接続に切り替えた
ちゃんとしたAPを設置してTagを食わせたのもこの頃から。
サーバ周りをさわるのが楽しくて、修士1年の春くらいに”働くならサーバに携われる業界に行きたい”と決めて就活を始めた気がする
2020年(修士2年)
我が家の特徴としてサーバの入れ替わりスパンが早い(メイン鯖は1年経たず変わる)
自宅サーバの基本構成は現行の3世代落ちあたりのリースアップ品をジャンクで購入→1年後同様にジャンクで購入… のスタイルのためこうなる
また、基本的に全てのサーバ機能をKVM上の仮想マシンとして動作させているため、簡単に変更できるというのも理由の一つ
身内各位:サーバ・ネットワーク機器の台数を減らしたいから、興味を持ってくれる人がいれば声かけてね☆
最後にラック全体の電力使用量を。構成としては
・サーバ x2台( Haswell-EP )
・L3スイッチ( Allied Telesis X510 )
・L2 PoEスイッチ(APRESIA GM124GT-PoE2 )
・ルータ( FortiGate 60D )
・バックアップ回線用LTEルータ(Huawei L01 )
・アクセスポイント( Cisco AP1142 )
といったところ。
系統1(居間ブレーカ)・系統2(エアコンブレーカ)の2系統から電源取得(リダンダントでない機器は系統2から)しており、それぞれに噛ませたUPSのロード値はこんな感じ。
ラックだけで息をするように 月6000円近く消費していることになる
あれ、月額料金が高いからと躊躇っていた自宅への固定回線、自宅ラックの規模を縮小すれば維持できたのでは…?
時すでに遅し、3か月後には引っ越しである。